システムの概要・特徴
「弘前市総合学習センター」にある学習情報館は、生涯学習活動を支援するための一つとして、市民及び近隣市町村民が、いつでも、どこでも、だれでもが手軽に、コンピュターネットワークにより生涯学習情報の提供を受けることができるための開発を、平成10年度から12年度の3か年計画で構築。
●第1期 1999年10月1日「ハイット」稼動
弘前市教育委員会をはじめ市内文化施設、体育施設、観光館、また、サンライフ弘前をはじめとする中高年齢労働者福祉センターを含む施設、地区公民館、教育委員会等36か所に設置した端末のどこからでも、施設情報・利用予約情報・視聴覚ライブラリー予約情報がリアルタイムで手軽に検索できるようになった。
各施設等の端末からは、200か所の公共施設概要案内を検索・印刷が可能となった。
重要施設70か所の施設情報は、各家庭から、24時間いつでも音声応答FAXサービスが利用できるようになった。
●第2期 2000年10月1日「ハイットいきいきバンク」稼働
第1期整備に加え、市内小・中学校を含む、約105か所の施設に施設情報・利用予約情報の検索・視聴覚ライブラリー予約情報が可能となった他、困ったときの相談先・人材情報・生涯学習機会情報・生涯学習活動団体・グループ情報・生涯学習ボランティア情報の収集提供とコーディネーターをしている。
105か所の端末を設置している各施設等間の電子メール・掲示板等のコミュニケーションシステムが稼働。
2001年3月から弘前文化センターに設置したタッチパネルの開放端末で市民に直接、施設及び視聴覚教材の空き情報・困ったときの相談先、人材情報、生涯学習機会・人材・団体(グループ)・ボランティア情報を提供。
2001年6月から、インターネット上で、施設及び視聴覚教材の空き情報・困ったときの相談先、人材情報、生涯学習機会・人材・団体(グループ)・ボランティア情報を提供。i-モードでも施設空き情報を提供。
●第3期 2001年10月1日「学校教育情報提供ネットワークシステム・高速光ファイバー回線(一部)」稼動
学校教務関係、教科・領域関係、研修関係、特別活動、PTA関係、学習用コンテンツ等、「総合的な学習」を支援。
教育委員会ISP(インターネットサービスプロバイダー)業務開始。
> 市内教育施設、学校への安定した高速インターネット接続環境の提供
> 生徒、児童をインターネット有害情報から隔離(コンテンツフィルタリング)
> 教育委員会各施設、学校ホームページの管理、メールサービスの提供
> 不正アクセス防止、アクセスログ管理業務 など
Hi-it!設置施設(特に学校)にワイドLANを敷設し高速ネットワーク環境を構築。
ネットワークシステムと並行して、生涯学習活動団体・グループ支援事業を構築。
システム導入の背景と経緯
平成3年度弘前市世論調査から、「市民の学習、スポーツ、芸術文化活動に対する行政への要望」の中で、市民がさまざまな情報の提供や相談窓口の拡大を望んでいること、また、弘前市生涯学習推進構想研究会議の報告書「弘前らしい生涯学習推進のあり方をもとめて」及び「第4次総合開発計画」から、弘前市総合学習センター(平成7年10月開館)をキーステーションにして、学習情報提供のネットワークを推進する方向が打ち出され、平成10年「生涯学習情報提供ネットワークシステム」の構築に至る。
システム導入による効果
●生涯学習が目指すもの 【 まちづくり 人づくり 地域づくり 】
生涯学習を総合的に推進するには、タテ割行政の壁を越えた総合行政が望まれている。現在、構築中の「ハイット(Hi-it!)」は、教育施設のみならず、商工労政課、観光物産課、市民生活課の関係施設に加え、さらには、小・中学校に広がり、福祉の諸分野も視野に入れたネットワーク化により、総合的で広域的な情報収集・提供が図られる。
人材情報・学習機会情報・団体・グループ情報・生涯学習ボランティア情報提供システムの整備により、NPO・ボランティアを含む団体・グループの相談体制の充実及び、市民が学んだことを、どこかに、だれかに社会還元ができるような条件や環境整備が図られる。
小・中学校の職員室に端末を設定することから、広域的な情報提供により、学社融合の推進の一つとして「総合的学習」の可能性を見出すことができる。
運用上のポイント
> 各施設の要望を聞く「連絡会議」を開催
> 人材・団体・生涯学習ボランティアの情報収集は“公募”
> 学習機会情報提供は“リアルタイム”で各施設が入力
> 学校教育情報ネットワークは学校教諭を含むプロジェクトで
システム構築にあたって苦労した点
企画・人事(情報担当を含む)・教育委員会関係課とのプロジェクトチームで、整備計画を構築してきた。それぞれ主張する意見の総合的な調整。
各施設の予約要件については事前に調査してきたが、施設が広範囲な上、市民の利便性をベースにした予約要件は、より細かい要件であったため、各施設の要望に答えるのに配慮と時間を要した。
システムの課題
> 通信費など維持管理、保守点検、職員の勤務体制
> 市町村民の活用についてのPR、開放端末の設置
> ハイットいきいきバンクの登録人材、団体の活用
> 登録ボランティアニーズとボランティア提供者とのコーディネート
> 人材・団体・ボランティアの登録情報収集
整備期間
平成10年度から平成14年度で整備
お問い合わせは
弘前市大字末広4丁目10番地1 弘前市総合学習センター 学習情報館
URL http://www.hi-it.jp/~gakujo/
Phone 0172-26-4800 / Fax 0172-26-2250
お問い合わせは 【 お問い合わせフォーム 】 よりお願いいたします。
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