弘前八幡宮

八幡宮正面から 唐門 唐門と本殿
唐門の石造狛犬




名 前  弘前八幡宮(ひろさきはちまんぐう)
所在地 弘前市大字八幡町
建立年 慶長17年(1612)


 弘前八幡宮は、もと大浦城(おおうらじょう)の守護(しゅご)として鼻和郡八幡村(現在の岩木町内)にあったものを、藩祖津軽為信(ためのぶ)が堀越にうつし、その後、慶長:けいちょう17年(1612)には二代藩主津軽信枚(のぶひら)が弘前城の鬼門(きもん)のおさえとして現在地へうつし、弘前の総領鎮守(そうりょうちんじゅ)の社(やしろ)と総称(そうしょう)されました。
 
 唐門(からもん)は、天井を小組格天井(こぐみこうてんじょう)というつくりのもので、当地ではめずらしいものです。本殿(ほんでん)は、唐門とともに桃山(ももやま)時代の様式を伝えるものです

◇『写真集 青森県の文化財』発行:東奥日報社 (昭和63年)より抜粋
重要文化財 弘前八幡宮本殿・唐門
 慶長17年(1612)に完成したものと伝えられており、津軽2代藩主信枚が弘前城の鬼門を押さえるとした神社である。
 本殿は、四方に縁が回る三間社流造(ながれづくり)銅板葺
の建築であり、二手先(ふたてさき)腰組が珍しい。身舎(もや)は素木造(しらきづくり)であるが、向拝組物(こうはいくみもの)部分に極彩色が見られ、蟇股(かえるまた)や扉などの彫刻には桃山時代の作風が残されている。
 唐門は、前後に軒唐破風(のきからはふ)を付けた入母屋造柿葺(いりもやづくりこけらぶき)の屋根の四脚(よつあし)門である。全体が弁柄(べんがら)塗りで、組物などを極彩色としている。