地図帳を開いてみよう−2−   掲載日:9月12日

今回は帝国書院の地図帳をもとに、地図帳に書かれている文字に着目してみましょう。 
 《図1 市町村などを表す記号》
※くわしくは帝国書院「楽しく学ぶ小学生の地図帳」の7ページを見てください。
市町村などを表す文字

 まず、地図帳の38ページを開きましょう。何県がのっていますか。そうですね。青森県、秋田県、岩手県などがのっています。県名は太い赤い文字で書かれているので、すぐにわかるはずです。
 では、青森県の部分に書かれている文字をくわしく見ていきましょう。青森、弘前などみんなが良く知っている地名もあるし、あまり聞いたことのない地名もあることでしょう。よく見ると、地名の上や前・後ろにいろいろな丸印がついていますね。この丸印の種類でそこが市なのか、町なのか、村なのかがわかるようになっています。
 図1を見てください。「弘前」は人口10万から30万人の市ということが、おとなりの「岩木」は町、「相馬」は村ということがわかりますね。
 あれ?「青森」のところを見たら、丸印が赤くぬられています。なぜでしょう。「青森」は人口10万から30万人の市というだけでなく、青森県の県庁所在地だということを赤色で表しているのです。これがわかれば、他の県の県庁所在地も調べることができますね。
  


 山を表す文字

 青森県の中をもっと見ていくと、文字の近くに三角の記号がついているものがあります。これは何でしょう。これはすぐにわかりますね。山(山頂)を表しています。でも、赤い三角と黒い三角があります。赤い三角は火山です。岩木山、八甲田山は火山ですが、白神岳は火山ではありませんね。山を表す三角の近くには数字が書かれています。これはその山の高さを示しています。(単位はメートル)


 水に関係のあるものを表す文字

 さらに青森県をながめていくと、青い色の文字があることにも気がつくでしょう。これは、水に関係があるものです。「海」(湾・海峡なども)や「川」、「湖」、「沼」、「池」などの名前が青い色で書かれています。日本海、陸奥湾、津軽海峡、十和田湖などが読みとれますね。
 おっと、よく見るともう一つ水に関係あるものが青い文字で書かれていました。何でしょうか。答は「滝」です。十和田湖の近くに銚子大滝、西目屋村の近くには暗門滝がありますね。でも、水に関係ありそうですが、目屋ダムは黒い字で書かれています。



 四角で囲まれた文字 

 中には、四角で囲まれた文字もありますね。これは、土地の様子に関係があります。
 低くて平らな土地の「平野」やいくつかの山が連なっている「山地」や「山脈」などの名前を表しています。津軽平野や白神山地などが四角で囲まれています。また、三本木原や屏風山なども四角で囲まれています。どんな土地の様子なのか気になりますね。
 他の県に目を移すと「高地」や「盆地」等他にも四角で囲まれたものが見つかります。日本中にどんなものがあるか探してみましょう。そして、どんな土地の様子なのか想像したり調べてみると楽しそうです。



 赤くて丸い文字

 赤くて、丸い文字も見つけられます。これは、「国立公園」や「国定公園」を表しています。青森県には、十和田八幡平国立公園、津軽国定公園、下北半島国定公園があります。 国立公園と国定公園はどう違うのでしょう。「国立公園」は、日本を代表する自然の美しい風景の見られる地域を公園として指定したものです。これは、環境省という国の役所が指定し、管理もしています。現在、全国で28ヵ所指定されています。
 「国定公園」も国立公園に準じる自然の美しい風景の見られる地域を公園として指定したものです。環境省が指定しますが、管理はそれぞれの都道府県が行います。現在、全国で五五か所が指定されています。

 
 これまで見てきた以外にも、文字と記号の組み合わせでいろいろなものが地図帳には表されています。どんなものがあるかは、地図帳の七ページを開いて調べてみましょう。