○調査の目的
 わたしたち草薙小学校5年生は、みんな真っ赤なあまいりんごが大好きです。でも、全校の小学生のみんなは、りんごに対してどのように思っているのか知りたいと思いました。
 みんなはどんなりんごが好きなのか、なぜ好きなのかといったことを調べることによって、どうしたらもっと売れるのか、これからどんなりんごを作っていったらよいかが分かってくるのではなかと考えました。
○調査の方法
 全国の小学校のホームページを見て、いろいろなことを調べている学校を各都道府県から3校選び、アンケート調査にご協力お願いしますというメールを出しました。そうしたら、4〜6年生のみなさん1190人からお返事が届きました。
○アンケート調査の内容
1.りんごの好感度  2.好きなりんご  3.色による感じ方の違い  4.おもいうかべる色
5.食べる回数  6.食べる理由  7.食べない理由
○調査の時期
  平成14年7月

調査結果
  アンケート1: りんごは好きですか?
  アンケート2: どんなりんごが好きですか?
                ◇地域ごとの集計結果
                
  アンケート3: どちらのりんごがおいしそうだと思いますか?
  アンケート4: りんごといったら何色を思いうかべますか?
  アンケート5: あなたの家ではりんごを食べていますか?
  アンケート6: よく食べる、ときどき食べると答えた人に聞きます。その理由は?
  アンケート7: たまに食べる、ほとんど食べないと答えた人に聞きます。その理由は?

アンケート1<りんごの好感度>考察
 りんごを好きと答えた人が80%もいました。好き・まあまあ好きを合わせると、96%にもなります。全国どの地域でも割合は同じくらいでした。好き、まあまあ好きと答えていた人が、あわせて1143人もいてうれしかったです。
 グラフには表せなかったのですが、食べたことがないのでわからないと答えた人が2人いました。 四国・中国・九州地方の小学生は、りんごを食べたことがないと答える人が多いかもしれないと思っていました。だけど、予想していたよりずっと少なかったです。みんな何回かは、りんごを食べていることがわかりました。わたしたちも、外国のめずらしい果物は食べたことがないけれど、青森ではとれないミカンやパイナップルなどの果物は、1年に何回かは食べています。                  


アンケート2<好きなりんご>考察
 ぼくは、あまいりんごが好きです。だから、あまいりんごが一番になると思っていました。クラスの予想でも、きっとあまいりんごが1番多いと思っていました。でも、全国のみんなは、一番がしゃりしゃりみずみずしいりんごで、二番があまいりんごが好きだと答えていました。
 でも、よく考えると「みつの入ったりんご」の項目は、みつが入っていてあまいのですから「あまいりんご」にまとめることができるかもしれません。そうすると、あまいりんごが好きだと答えている人が一番多くなります。

どんなりんごが好きですか? <地域ごとの集計結果>
 しゃりしゃりみずみずしいりんごが好きだと答えた人が全国では一番多かったのですが、特に関東地方では約半分の人が答えています。あまいりんごは、ぼくが住んでいる北海道・東北地方の人達が多く答えていました。きっと、ぼくたちのようにりんごになじみぶかくて、りんごを作っている農家も多いから、りんごがみずみずしいのは当たり前だと思っているからでしょう。
 そのほかの項目を見ると、大きいりんごと答えた人が南の方に多かったです。また、その他の項目にまとめたのですが、色のきれいなりんごが好きと答えた人が、九州・沖縄地方に多かったです。南の人は、見た目で選んでいる人が多いのかなあと思いました。

アンケート3<色による感じ方の違い>考察
 1番は色の鮮やかできれいな有袋りんご(袋をかけて育てたりんご)、2番はちょっと色が暗いくすんだ無袋りんご(袋をかけないで育てたりんご)をイメージして絵をかいたのですが、違いがよくわからないというメールもいただきました。絵だけでなく言葉でも説明したらよかったなと思いました。
 やっぱり「あざやかな色のりんご」を選んだ人が多かったです。 くすんだ色のりんごは、すっぱいそうであまくなさそうな感じがするのかもしれません。あざやかな色のりんごは、きれいであまくおいしそうな感じがするのでしょう。だから、あざやかな色のりんごを選んだ人が多かったと思います。
 例えば、わたしたちもお店でイチゴを買うとき、色のきれいな真っ赤なイチゴを選びます。でも、食べてみると、熟して少し暗い色になった方が甘いことが多いです。
 3つのりんごを比べようのページにもありますが、無袋りんごは、色は鮮やかでないけれど、糖度は有袋りんごに比べて高いものが多いです。無袋りんごはあまくてみつもいっぱいはいっていることを、みんなにもっと知ってもらわなければいけません。詳しくは、「3つのりんごを比べよう」をご覧下さい。

アンケート4<おもいうかべる色>考察
 わたしが予想してたとおり、赤が一番多かったです。緑や黄色と答える人は、もっと少ないと思っていましたが、予想以上に多かったです。
 その他と答えた人は、何色を思いうかべるのか書いてもらえばよかったと思いました。人それぞれ、りんごに対するイメージが違うことがわかりました。
 わたしたちの住んでいる弘前市では、赤いりんごでは、ふじ、つがる、ジョナゴールドなどをたくさん作っています。
 黄色いりんごでは、王林、金星などです。

アンケート5<食べる回数>考察
 よく食べるが28%、ときどき食べるが61%で、合わせると90%の人がりんごを食べてくれていることがわかりました。
 東北地方ではりんごの生産量が多いので、よく食べると答えた人の割合が高かったです。
 他の地方では、りんごを買わないといけないので、ときどき食べると答えていると思います。
 わたしも例えばミカンは、冬になるとときどき食べます。りんごも同じように全国のみんなが食べてくれていることがわかりました。
 全国の小学生のほとんどの人は、りんごを1年に何回かは食べています。それは、アンケート1にもあったように、みんなりんごを好きだからでしょう。

アンケート6<食べる理由>考察 
 りんごを食べる理由の1位はおいしいからで、わたしたちの予想通りでした。2位はきっと体にいいからと答えてくれる人が多いと思っていましたが、家の人が買ってくるからと答えていました。ということは、自分から進んでりんごを食べていないということになるのでしょうか。りんごを食べたいなあと思って自分から進んでりんごを食べている人が全体的に少なくてがっかりでした。
 でも、わたしたちも、例えばミカンは、家の人が買ってきたり、親せきから送られてきて家にあるから食べています。ミカンは好きだけれど、頼んで買ってもらうことは少ないです。りんごでも同じことが言えるのでしょう。

アンケート7<食べない理由>考察
 食べない理由としては、家の人が買ってこないからが一番多かったです。アンケート1でりんごが好きだと答えた人がとても多かったけど、家の人が買ってきてくれなければ食べられません。大人の人がりんごを買わない理由も考えなくてはいけません。
 りんご消費動向調査報告書(青森県農林部りんご課)をみると、大人の人がりんごをあまり食べない理由は、
1.食べにくい 
2.価格が高い 
3.季節感がない 
でした。
 小学生も、皮をむいたりするのがめんどうだからが2位で、わたしたちの予想以上にいました。 
 りんご試験場に行った時に聞いたお話では、外国のりんごは、日本のりんごにくらべてとても小さく、手にとってそのまま皮ごと食べられるようなサイズに人気があるそうです。日本では、皮をむいて食べるので大きいサイズが人気があります。そして、日本人は、色や形などとても見た目を気にするそうです。だから、りんご農家は、見た目がよいりんごを作るために手間をかけなければいけないのです。そうなると値段も高くなってしまいます。色や形ではなく、味のよいりんごをみんなに知ってもらうことが大切だと思います。
 また、皮の部分に本当は体によい栄養がたくさんふくまれているそうです。りんごを1日1個食べれば医者いらずという言葉もあるほどです。農薬などに気をつけて、安全で皮ごと食べられるようなりんごを作っていけば、もっともっとりんごをみんなに食べてもらえるのではないかと考えました。

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